ジュエルエステート
ジュエルレター

ジュエルレター 2017年6月

みなさん、こんにちは。

さわやかな季節です。新緑が目にまぶしく、夏が待ち遠しい毎日です。この時期は、たくさんの種類の花が色とりどりに咲いていて、私たちの目を楽しませてくれます。

20170531.jpgヴェルニー公園から満開のバラの先の海には、航海を待つ自衛隊の艦船が見えます。反対側の海には米海軍の船も見えます。

最近テレビで昔のドラマを見ていたら、出演者がすごく若いので何年前かと調べてみると20年くらい前の映像なのです。自分の20年前の姿は、今とそんなに変わっていないと思っていたので、びっくりしてしまいます。20年たつと、他人が見たら、私も立派なおばあちゃんになっているんでしょうね。

私たちの世代は、戦後の貧乏だった時代をかろうじて知っている世代。友だちの家もみな同じように貧乏だったので、つぎ当ての服など見せっこしながら貧乏自慢をしていたものです。それでもクラスの中に一人二人お金持ちの子がいて、洋風の家に住んでいたり、おしゃれな服を着ていたりしましたが、別にうらやましいとも思いませんでした。むしろ、そういう子たちからもらうお菓子やケーキがうれしくて、家に持って帰り、弟たちにあげたりしました。今、他人のことをうらやんだり、ねたんだりし、いじめに発展していくことがあります。なんでも平等、平等というけど、昔の子供は、世の中は決して平等ではないことが当たり前だということを誰もが知っていました。人の持っているものが自分の家では買えなくても、親を恨んだりはしないし、少しのものを兄弟や家族で分け合うことの尊さを自然に学んでいたものです。本当に心が豊かな生活でした。でも、それで満足していたわけではなく、何時かは叶えたい夢がたくさんありました。幸せはモノではなく心にあるという時代でした。子供時代や青春をそんな時代に過ごせたことは、本当に幸せなことだと感じる今日この頃です。

小泉進次郎議員が提唱している「こども保険」が自民党で法案化されようとしています。社会保険のように働く人と企業から強制的に徴収し、子供にかかる費用を社会全体で負担しようというものです。その目的には賛同できるものがあります。しかし社会保険のような形で企業にも負担を強いて徴収するのはどうかと思います。さらには、問題ある社会保険庁のように無能な役人の人件費に相当部分充てられるのではないかという懸念もあります。集めたお金がどう使われるのか、新しい試みをするときには必ずそこにつけ込む役所の利権が絡むものです。そういう疑念を払しょくするには説明不足なのではないかと思います。子供のいない人も負担することが不公平だと言う人もいますが、どんな人たちも子供時代があったはずで、子供を育て、社会に貢献させるのは、すべての大人の義務だと思うのです。だからこそ、負担するのは国民一人一人であって、企業に求めるのは取りやすいところからという感が否めません。しかも、お金の流れが透明化され、組織が国民に納得いくものでないと賛同を得るのも難しいのではないでしょうか?とても大切な法案だと思うので、見切り発車みたいなことにはなってほしくありません。

 国の財政が末期的赤字なのに行政改革は進まず、公務員の給料は民間を上回り、赤字でも堂々とボーナスを支給しています。公務員が恵まれすぎている国家は破綻に向かうのはギリシャを見てもわかることでしょう。