ジュエルエステート
ジュエルレター

ジュエルレター 2017年9月

みなさん、こんにちは。

 だいぶ涼しくなりましたね。今年は例年より秋の気配が早く感じられます。夏があっという間に過ぎていったようです。今年の夏の思い出は、初島で雨の中、孫たちとシュノーケルをしたことです。お盆休みのほとんどが雨になってしまい、雨の中、海やプールで「どうせ濡れるのだから」と、泳いでいました。

 小学生のころ、夏休みのほとんどを海で過ごした私は、雨が降っている日でもかまわず海水浴に行ったものでした。父は、海が大好きで、私たちの夏休みの間は仕事もせずに海に連れて行ってくれたのです。今考えるとむちゃくちゃな父でしたが、大きなおにぎりを作ってくれて、本当に楽しい思い出です。

 「平気でうそをつく人」という本の著者、M・スコット・ペックは、本の中で悪性のナルシシズムに支配された人として、自分への批判に対し過剰な拒否反応を示すことを特徴の一つとしてあげています。このことは、今よく言う「逆切れ」の形で表れてきています。しかもこの逆切れは、明らかに自分より弱い立場や、自分に物言えない人へ向けられています。自民党を離党した暴言議員の豊田議員もこういう人の一人でしょう。せっかくお詫び会見の場を設けても、批判が少しでも自分に出ようものなら、もうしおらしくなんてしていられないので、他者の意見など聞く耳持ちません。それでも議員は続けていくとおっしゃっていますが、有権者はどう見るのでしょうか。

 自民党はもちろんこういう人を切り捨てて総選挙に臨むのでしょうが、今の野党の無力さの中、国民は選択肢を失いむなしいばかりです。

 こう書いていたところ、民進党が実質的に解党となり、総選挙では、党としての候補者を立てないという報道がありました。小池百合子さんの希望の党の立ち上げで、かなわないと思ったのでしょうか。前にも書きましたが、今の民進党は、旧社会党の人を取り込んだりして政治信条がわからなくなっていたのでやむを得ないと思います。それにしても、選挙で勝つためにはどの政党もかなり無理をしていると思います。これも小選挙区の弊害なのでしょうか。

 自分の選挙の心配だけをして騒いでいる政治家を見てるとあまりにもせこくてがっかりしてしまいます。自民党も、今直面している外交危機、北朝鮮拉致被害者の救出問題、憲法改正など争点をあいまいにしてほしくありません。消費税の使い道の変更など、唐突な感じがして、この選挙用にとってつけた感がします。

 今年の夏は、横須賀市内でシロアリが多く発生し、当社で管理しているビルにも被害が及びました。シロアリは木材を食うので鉄筋コンクリートや重量鉄骨のビルでも内装が侵されてしまうこともあります。どこまで食っているのか調べるために床や天井もはがし、薬を注入していくので、被害が見つかったところはスケルトン状態にしてしまいます。大家さんの金銭的負担は大きく、またテナントなどが入っていた場合、休業を余儀なくされ、犠牲は店子にも及びます。しかし、これはだれかに非があるわけではなく事故にあったようなもので、こういう時にお互いの信頼が必要になります。私たち仲介業社にできることは限られているので、大家さんや入居者さんのご協力に感謝しつつ最善を尽くすのみです。お互いの顔が見える仕事をすることのありがたさを実感するのは、こういうアクシデントが生じたときです。古いビルの給排水管の漏水などもそうですが、無事に問題が改善されたとき、本当にほっとします。こういう仕事はAIでは対応できないのではないかと思います。

これから築40年、50年のマンションの修繕問題、建て替え問題、滞納管理費の問題が横須賀市でも増えていくと思います。昭和40年代後半、50年代初めに建てられた古いマンションがたくさんあるからです。所有者も老齢化し、給排水管が古くなってきて修繕にお金がかかります。所有者が自分の資産を守るという気持ちで取り組まないとスラム化してしまいます。共同住宅ですから一人の身勝手が全体の不利益になります。私たち業者も、所有者に資産維持のためのやるべき義務を理解していただくよう、きちんと説明しなければならないと思います。