ジュエルエステート
ジュエルレター

ジュエルレター 2018年12月

みなさん、こんにちは。

平成も最後の年末になりました。今年の我が家は、私の入院2回、養父母の入院もそれぞれ2回づつ、本当に病院通いの一年でした。

学生時代は、体が弱く、通院のために授業の欠席も多く、情けない思いをしていましたが、子供を育てている間、仕事を始めたころ、気持ちが張っていたのか、フル活動して、元気アピールをしていました。50歳前後になり、子供たちが自立してしまうと気が緩んでしまったみたいで、また、ぜんそくを繰り返すようになりました。それでも仕事があるので、長い時間寝ているわけにもいかず、早期復帰をしてはまた、ぶり返すみたいなことをし、ポンコツ車を何とか走らせてきました。
ここにきて、走らせるのはとうとう無理になり、ゆっくりと歩いていく決心をしたところです。今までは、通り過ぎていただけの風景も、ゆったりした中で見渡すといろいろと気づかせられることがあり、これもまた、アリだなと思えてきます。

自分が弱ってくると、いかに周りの人たちに助けられて、生きているのかがわかります。若いころは、自分一人で頑張っているつもりでいたこともありました。そんな時でも黙って見守ってくれた人たちはたくさんいたはずなのに、そのことに気づかずに傲慢だったと思います。これからの人生、周りの人へ恩返しできるよう、少しだけでも世の中に貢献できるようにしていきたい、と心から思う年の瀬です。

私がこのジュエルレターを通して自分の考えを発信しているのは、不動産という人さまの財産を扱う仕事をしているので、お客様にどんな考えの人間か知ってほしい、安心してほしいと、そういう気持ちからでした。ときどき政治的なことに口出しして、生意気なことを書いてしまうけど、ありのままの自分を知ってほしい、それだけです。そして、世の中に氾濫している情報の多さのわりに、本当のことが知らされてないことのいら立ちもありました。
不動産の契約についても、知らないまま、業者に言われるがままに契約を進めてしまう人のなんと多いことか、私のところにもすでに契約をしてしまってから、不安になって相談に来る若い人たちがずいぶんいました。契約時は、気持ちが前に行ってしまうので、ましてや専門用語ばかりの難解な書類、あまり理解できないまま署名してしまうこともあるでしょう。疑問に思ったことを質問し納得するという習慣が、学生時代からついていないのですからね。
今では、物件情報は、インターネットなどでオープンになっているので、お客様は、どの業者を選ぶのかということが大切になってきます。そんな時に、経営者の考えが少しでもわかれば、安心してもらえるのではと、そんな気持ちでいつもジュエルレターを書いています。
ノーベル賞を受賞された本庶先生が「教科書のうのみはダメ、疑って納得していくことが大事」とおっしゃっていましたが、人生もまさにそうです。人から言われたことを、うのみするのではなく(コマーシャルのうたい文句に騙されない)、自分で選択することが大事です。そうすれば失敗もまた、無駄にはならないと思うのです。この年になり、数々の失敗もしてきたけど、自分自身で選択してきた経験は、無駄なものなど一つもないと、はっきりと言えます。

私のつたない文章でどれだけ皆さんに伝わったかわかりませんが、25年間、小さいながらも自分の仕事を全うできたことを幸せに思います。
ジュエルエステートは、平成6年1月から、本日をもって廃業とさせていただきますとともに、ジュエルレターも今回で終了とさせていただきます。本当に長い間、下手な文章にお付き合いくださいましてありがとうございました。新年からは、株式会社LifeTechnologyライフテクノロジーの一員として、皆様のおばあちゃんの知恵袋のような自分になれたらいいなと思っています。

では、みなさまにとって良い年がやってきますように。